飲食品の課題解決

飲料の課題解決

Beverage problem solving

飲料分野では、ナチュラルな印象の付与、高甘味度甘味料による後味、保管中に発生するオフフレーバーといった“おいしさを損なう要因”への対応、さらには果汁・砂糖・茶葉・コーヒー豆などの原料代替といった課題が挙げられます。当社では、香料だけでなく、エキスや天然由来素材を組み合わせることで、自然な風味設計やマスキング機能を実現。ナチュラル感を高めつつ、雑味や違和感の抑制、原料使用量の最適化を図り、コストや品質の両立を可能にします。多様なニーズに応じた素材提案で、飲料開発をサポートします。

菓子類の課題解決

Solving confectionery problems

菓子は、その豊かな風味や食感だけでなく、楽しさや満足感を提供する特別な存在です。しかし、製造工程や保存に伴う課題も多く、焼成後の香り残りやテクスチャー変化に伴うフレーバーリリースは、その代表例です。また、本物感のある風味付与や特徴強化、乳製品・卵・カカオ・砂糖・果汁など主要原料の代替、高甘味度甘味料やタンパク質由来のオフフレーバー抑制も重要なテーマです。当社は、これらの課題に対応するため、調合および分析技術、そして素材開発力を組み合わせ、菓子やアイスクリームなど、ひと口ごとに笑顔が広がる風味設計を実現。おいしさと楽しさを両立する素材提案で、菓子づくりの可能性を広げます。

セイボリーの課題解決

Solving to savory problems

 調味食品は、その豊かな風味と食感だけでなく、手作りのような温かみや楽しさも提供する特別な存在です。しかし、製造工程や保存に伴う課題も多く、肉感・肉汁感や動物脂感の付与、焼成感の表現、減塩対応、さらには植物性たんぱく質や原料由来の独特な風味のマスキングが求められます。また、手作り感を演出する調理感の付与も重要なテーマです。
当社は、調合および分析技術、そして素材開発力を組み合わせ、これらの課題に対応。食材の持つ本来の美味しさを引き出し、ひと口ごとに広がる豊かな風味で、明るく楽しい食卓づくりに貢献します。おいしさと楽しさを両立する素材提案で、調味食品の新たな価値を創り出します。

乳製品・油脂の課題解決

solving dairy problems

クリーム、マーガリン、ファットスプレッド、加工油脂は、その濃厚で滑らかな口当たりやコクが求められる一方で、本物感やナチュラルな風味の付与、乳原料の代替、タンパク質やオフフレーバーのマスキングといった課題があります。
当社は、これらのニーズに応えるために、調合および分析技術、さらに素材開発力を組み合わせ、乳製品特有の濃厚でクリーミーな風味をリアルに再現。さらに、植物由来の代替素材にも対応し、健康志向や環境配慮への取り組みを支援します。おいしさの追求と持続可能な製品づくりを両立し、乳製品および加工油脂の新たな価値を引き出します。

飲食品の課題解決に関する
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曽田香料の研究・開発

RESEARCH and DEVELOPMENT

香りの力で豊かな時間や特別な体験を生み出す研究開発に取り組んでいます。最先端の技術と独自の発想を活かし、五感に響く香りや素材を創造することで、食の楽しみや快適な暮らしを支えていきます。大切な瞬間や思い出に寄り添うように、人々の毎日をもっと魅力的に彩ります。

フレーバー開発

フレーバー開発

フレーバーは、主に飲食品に使用される香料を指し、その良し悪しが製品の品質や魅力を大きく左右します。 フレーバー開発部では、お客様の求める理想の風味を実現するだけでなく、生活者の幸せや喜びにつながるフレーバーを創造することを目的とし、調香、アプリケーション、官能評価の3つの役割を担っています。各分野が連携しながら、より良い食体験を提供するためのフレーバーを開発しています。

フレグランス開発

フレグランス開発

研究開発による確かな技術と、パフューマーの鋭い感性で時代のニーズにあった香りをお届けしていきます。嗜好性の高い香りを提供することはもちろん、香りの拡散性や、残香性、ニューエッセンスなど、特徴のある香料の開発に取り組んでいます。

素材開発

素材開発

私たちの開発する「基礎香料素材」は、飲食品メーカーが直面するさまざまな課題を解決するための重要な要素です。よりおいしく、より健康的に、そしてより安定した品質で食品や飲料を届けることを目指し、独自の技術で香料素材を開発しています。

分析研究

分析研究

私たちが日常生活で感じている香りや味(香味)は、目には見えないものですが、実際には多数の化合物が極めて微量ずつ集まることで形作られています。当社では、この「見えない香味」を可視化することで、それらがもたらす価値をより深く理解し、生活を豊かにすることを目指しています。 具体的には、香味に寄与する新たな成分を発見することや、人が香りをどのように感じ取るのかを調査する研究を行っています。このような取り組みを通じて、人々に安らぎや楽しさ、感動を届ける香りや味の開発を進めています。

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