ローズマリー精油中に存在するレモン香味増強成分の探索
2025.11.03 フレーバー開発, 分析研究, 研究トピックス, 複合香味の評価
食品同士の相性に着目し、その美味しさに寄与する成分を探索することは、新たな香料開発において有効な手法と考えられます。本研究では、クラフトカクテル界で人気のあるローズマリーとレモンの組み合わせに着目し、ローズマリー精油中に含有される香気成分がレモンの香味特性に及ぼす影響について、当社独自の分析評価技術テイスティング-GC®を活用して詳細な評価を実施しました。
その結果、レモンの果皮感を増強する化合物としてprenyl mercaptanを同定、またボディ感を増強する化合物として(Z)-1,5-octadien-3-oneを推定するに至りました。
本研究成果は、第69回 香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会 (TEAC2025)において「ローズマリー精油中に存在するレモン香味増強成分の探索」の演題にて口頭発表を行い、ベストプレゼンテーション賞を受賞いたしました。
詳細はこちら : ローズマリー精油中に存在するレモン香味増強成分の探索.pdf