“うどん県”香川の食文化を探る|学会参加で出会った奥深き風味 トピックス編
2026.07.14 フレーバー開発, 天然素材, 香料コラム

香川名物「あんもち雑煮」

白味噌雑煮は、京都・大阪・和歌山・香川などで親しまれている郷土料理です。 
なかでも香川の白味噌雑煮は、輪切り大根、金時人参、青のり(アオサ)に加え、“あん入り餅”を使用する点が特徴的です。 京都で白味噌雑煮を食べた際は、あんこの入っていない丸餅でしたが、香川では甘いあんこ餅が加わることで、白味噌の塩味とのコントラストが生まれます。 
最初は驚きがありますが、この“甘じょっぱさ”の組み合わせが不思議と調和しており、地域性を感じる味わいでした。

今回の香川での体験を通じて、地域に根付く食文化には、商品開発のヒントとなる風味が数多く存在することを改めて実感しました。当社でも、分析技術やフレーバー調香技術を活用し、素材本来の魅力を引き出す価値提案を行っています。今後も現地でしか得られない体験を技術と結び付け、新たな商品開発につながる知見を積み重ねていきたいと考えています。

白味噌雑煮に、輪切り大根、金時人参、青のり、丸餅の上に鰹節がのる。
丸餅を割ると中から粒あんが出てくる。
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