胃電図 香りが食欲や消化に影響を及ぼす?
食べ物を口に入れて噛み、飲み込み、消化する――「食べる」ことは、生きるうえで欠かせません。
この一連の流れの中で、美味しそうな香りを嗅いだだけでも、胃酸が分泌されることが知られており、胃の運動が活発化すると予測されます。
このような香りと胃の関係を明らかにする手がかりとして、私たちは胃から発せられる電気信号を測定する「胃電図」に着目しています。胃電図の解析を通じて、「食べたい」と感じさせる香りの可視化が可能になると期待されています。
今後も、食欲を増進させたり、満足感を持続させたりするフレーバーの開発に向けて、研究をさらに進めていきます。
